フィービー・ブリジャーズ、女性蔑視発言をしたグラミー元会長に痛烈アンサー

グラミー賞授賞式でのボーイジーニアス、写真左からフィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダッカス、ジュリアン・ベイカー(Photo by FRAZER HARRISON/GETTY IMAGES)

日本時間2月5日に米ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催された第66回グラミー賞授賞式。最多4冠を獲得したフィービー・ブリジャーズ(ボーイジーニアス)が、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーの元会長で「女性はもっと努力すべき」発言で物議を醸したニール・ポートナウについて語った。

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2018年のグラミー賞の舞台裏で主要部門で男性のみが受賞したことを受け、ニール・ポートナウ元会長が「女性たちはステップアップする必要がある」とジャーナリストに語ったのは5年前のことだった。フィービー・ブリジャーズは忘れていない。

「女性について言いたいことがあるんだ」。本誌がグラミー賞のプレスルームにやってきた彼女と、彼女の仲間であるボイジーニアスのジュリアン・ベイカー、ルーシー・ダッカスにロックの未来を形作る女性について尋ねたあと、フィービーはそう言った。「ニール・ポートナウは女性がグラミー賞にノミネートされ、受賞したければ『ステップアップ』すべきだと言ってたよね。そして性的暴力で告発されている。あいつに言ってやりたいーーまだ死んでいないのは知ってるけど、そのときが来たら『おしっこで腐れ』(rot in piss:「rest in peace」をもじった罵倒語)」。

ルーシーが付け加える。「そいつはかなりロックンロールだね」。

Translated by Rolling Stone Japan

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