GANG PARADEが語る、変化し続けた10年の道のり、新アンセムがいま誕生した理由

GANG PARADE(Photo by 西村満)

WACK所属の13人組アイドルグループ、GANG PARADEが絶好調だ。今年1月28日に日比谷公園大音楽堂で開催したワンマンライブはSOLD OUT。6月からはコロナ禍以降初となるオールスタンディングでの全国ライブハウスツアーもスタートする。

とはいえ、彼女たちが10年かけて歩んできた道のりは平坦ではなかった。2014年に初期BiSメンバーだったカミヤサキが結成した「プラニメ」が2度の改名を経て、2016年6月に現在のグループ名へ。2020年にはGO TO THE BEDSとPARADISESの2チームに分裂。2022年1月1日にギャンパレが再始動し、メンバーの加入を経て、現在の13人体制となった。そこから同じ体制で2年間活動を続けているが、メンバー構成が変わらず、楽曲リリースやライブに真っ向から挑んでいるのはグループ史上初のことだ。

そんなギャンパレが、メジャー5th Single『パショギラ / 躍動 / ROCKを止めるな!!』を5月22日(水)にリリースする。KEYTALK首藤義勝(Vo./Ba.)をプロデューサーに迎え、KEYTALK全メンバーの客演により制作された超ノリノリなリード曲「パショギラ」、前作からのタッグとなるKOTONOHOUSEをクリエイターに迎え制作された和・祭り×ダンスのアッパーチューン「躍動」、そして遊び人(※GANG PARADEファンの総称)たちの間で早くもアンセムと言われているTHEイナズマ戦隊書き下ろし楽曲「ROCKを止めるな!!」。この3曲を武器に、ギャンパレは更に加速していく。グループを代表して、ユメノユア、ココ・パーティン・ココ、キャ・ノン、カ能セイの4名に話を訊いた。

―今回は、加入時期が異なる4人に集まってもらいました。順を追って、GAGN PARADEがどんなグループなのか、お伺いできますか?

ユア:GANG PARADEは「みんなの遊び場」をコンセプトにした13人組のアイドルグループです。2014年夏に前身グループの「プラニメ」がスタートしたので、初期曲「Plastic 2 Mercy」はもう10年を迎える時期になっています。私と(ヤママチ)ミキは、プラニメが「POP」に改名した2015年に加入したんですけど、グループ名がSNSで探しにくいなどの理由から、当時のメンバーみんなで考えてGANG PARADEに改名しました。そこからメンバーも増えたり減ったり、グループが分裂したり……約9年の中で起こってきたんですけど、根底にある音楽を届けることは変わらないです。私はグループの雰囲気はメンバーが構成するものだと思っているので、今の13人になってからのギャンパレが、今のギャンパレなんだろうなとすごく感じていて。同時に、グループの発起人であるカミヤサキ・イズムみたいなものも今なお残っている。いいところは残しつつ、変わっていかなきゃと常々思いながら、変化を大事に過ごしています。


ユメノユア

―ココさんは2016年10月にグループに加入しましたが、ギャンパレはどのようなグループだと思っていますか?

ココ:WACKの中では一番長いグループで、一番変化を遂げているグループだと思っています。私達(ココ、ユイ・ガ・ドクソン、テラシマユウカ)が加入して、当時のWACK史上最大の7人体制になったとき、すごい大所帯だというインパクトがあったみたいで。そこからさらに倍ぐらいの人数になっているので、いろんな驚きだったり変化を遂げながら、「みんなの遊び場」というコンセプトだけはブレずに、ここまでやってきてるなって。変わっているけど、変わっていない。そういう部分がグループのいいところ。そんなGANG PARADEが大好きです。(指ハート)


ココ・パーティン・ココ

Rolling Stone Japan 編集部

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