SCARSのメンバーによるソロ作。何はともあれラップがいいです。すべてを見透かしたかのような鋭い言葉、抑制されたフロウなど、本作で全面参加しているトラックメイカー、I-Deaの美しいトラックとも合わさって、さまざまな情景が目に浮かぶ。SEEDA(本作にもゲスト参加している)の名作『花と雨』を連想させるクオリティの高さ。派手さには欠けるかもしれないが、真夜中の静寂にも通じる詩情が全編に漂っている。

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