2007年、フロリダ出身のパンク・グループ=アゲインスト・ミー!はプロデューサーのブッチ・ヴィグと親しくなり、本作も彼とともに完成させた。透明度を増し、新たな力を手に入れた左翼の賛歌とも言える。ヴォーカルのトム・ガベルが書く歌詞は皮肉が効いていて強烈。中絶反対の活動家たちが掲げた白十字を破壊したい――とガベルが熱望するタイトルトラックは特にインパクトがある。

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