Love King

Rolling Stone Japan 編集部 ｜2010/07/10 00:10

　ザ・ドリームは、本作について「宇宙より深い」と表現する。しかし「勝者のパレード」と言ったほうが適切だ。このアルバムには華やかな意匠がたくさん詰め込まれている。時には自身の手法をあまりに軽く扱う。メロディは、彼のクラシックとも呼べる「Mr. Yeah」（または「Umbrella」）のようには記憶に残らない。決して風変わりではないが、精巧に作りこまれていて、人を夢中にさせるのだ。

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