セックス・ウィズ・アン・エックス

 あのカート・コバーンがファンだったことで認知されたグラスゴーの伝説のアノラック・バンドのまさかの約20年ぶりの新作。一曲目から活力と脱力に溢れた彼らならではのガレージ・ポップが飛び出していく。さすがに「モーリーズ・リップス」級の希代の名曲こそないものの、録音状態が若干良くなっていること以外、基本姿勢と人なつっこさは20年前のそれとほとんど変わっていないことに驚かされる。

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