ブルックリン勢の実験性や非ロックへの触手とは一線を画した“NYっぽさ”を醸し出す5人組の6作目。2002年始動だが前身バンドも含めると15年になり、その音楽性(=ヴィンテージ感溢れるオルガン・ドリヴンのアダルト・オリエンテッドなポスト・パンク、しかもアンニュイ)も色濃く継承。今作では素地としての繊細なギターワークが先導し、隙間を生かす“引き”の美学が炸裂。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE