なんと15年ぶりのアルバム。元ボアダムスのメンバーを含む日本人2人をベース&ドラムに迎え、重心の低いダビーなリズム・セクションが地を這う上空を、マーク・クリフォードのアブストラクト極まりないギターワークとサラ・ピーコックの心霊写真の影のような歌唱がもわっと覆う様は、イギリスの幻想的な濃霧と日本の地下シーンの怪しい熱気との邂逅ともいえる、新鮮な刺激に満ちている。

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