爆音ダブ・バンド“あらかじめ決められた恋人たちへ”と、京都のシンガー・ソングライター“ゆーきゃん”による異色のデュオ。ニュー・オーダーを思わせる青白いエレクトロ・ビートに乗せて、中性的で線の細いヴォーカルが不安定に揺れる、どこか現実感の希薄なサウンドが印象的だ。儚げなメロディは夢のようにすぐ消えてしまうが、それが逆に、もう一度聴いてみたいと思わせるのかもしれない。

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