パニック・アット・ザ・ディスコは新しいジャンルを発明した。エモ・レトロポップだ。『悪徳と美徳』はバンドがデュオになってから最初のアルバム。マヌケで楽しい悪ガキ風の歌詞を書いていたライアン・ロスは去ったが、ビーチ・ボーイズ風のハーモニーや酔っ払いの懺悔のようなジプシー・スウィングさえあり、エモが最もオールド・スクールなポップとロックに接近した一例となった。

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