縞柄の服とフェイス・ペイント、観客を威嚇するようなライヴ・パフォーマンスで知られるメリル・ガーバスは、トライバルなリズムに歌声をループ・ペダルで幾重にも重ね、自分を何倍も大きく見せる。けれどもその中心にいるのは、壊れたウクレレを抱えて戦う、たったひとりの女性だ。デビュー作にあった“手つかずの美”は消えたが、より逞しくなった彼女の後ろには、今や数え切れないほどの支持者がいる。

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