シアトルのインディ・レーベル、サブ・ポップが契約した初のヒップホップ・アーティストとして話題を呼んでいる謎の男の正体は、90年代にジャズ・ラップ・ブームの一翼を担ったグループ、ディガブル・プラネッツのメンバーだったバタフライことイスマエル・バトラー。ユニット名とアートワークからは濃厚なムスリム色が感じられるが、グライムからの影響を窺わせるトラックに乗ったスモーキーなヴォーカルとガムランの響きが、国籍不明のミステリアスなムードを増幅させている。

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