ウクレレの表現の幅は狭いから、怖いもの知らずのエディ・ヴェダーにとっても、それは難しい挑戦だ。しかし「ヘイ・ファーカー」のザ・フーっぽいリフを聴けばわかるように、彼はその楽器を自分特有のニーズを満たすために使っているから、このウクレレ・アルバムには説得力があるのだ。彼はまた、キャット・パワーとのラフなデュエットや、「私の小さな夢」のフィナーレで、ウクレレのロマンティックな一面を堪能している。それはこの甘く儚い16曲の、テーマ・ソングにもなるだろう。

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