アイム・ノット・ゼア:オリジナル・サウンドトラック

ボブ・ディランの伝記映画『アイム・ノット・ゼア』(日本では08年春公開予定)のサウンド・トラック。ディランの音楽を心から愛してやまないアーティストたちが、ディランの曲をカヴァーしている。参加したのはエディ・ヴェダー(パール・ジャム)、ソニック・ユース、スティーヴン・マルクマス(元ペイヴメント)など、強力な面子が勢ぞろい。これらのアーティストは、ディランのオリジナル曲の雰囲気を壊すことなくカヴァーしている。例えば、ソニック・ユースのサーストン・ムーア(ギター)は、サイケデリックなギターでディランの曲を再構築している。さらに、話題になっているのは、ディラン自身によるレア曲「アイム・ノット・ゼア」(67年録音)が収録されている点だ。これは、ディランの16枚目のアルバム『地下室』(75年)に収録される予定だったもの。まだ公式にはリリースされたことがない。ディランのファンは必聴の1枚である。

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