2009.04.10 00:00
This is My Shit
東京エレクトロの代表格である80kidzは、このデビュー・アルバムで、早くも「エレクトロの次」を提示することを目論んでいる。前半はファンの期待に真正面から応えるノイジーなエレクトロだが、その後はB-モ ...
2009.04.10 00:00
ナイジェリアン・ウッド
6年ぶりとなる5作目。かつて超絶技巧のギターでテンションの高いファンクを繰り出していた彼も、次第に“歌”の持つ訴求力、叙情性を掘り下げる作風にシフトしてきた。プロデュースはエリカ・バドゥなどを手掛けた ...
2009.04.10 00:00
セッテム・ワイルド、セッテム・フリー
MGMTの大ブレイク、アニマル・コレクティヴの劇的な覚醒を経て、ブルックリンの勢いが止まらない。2000年代前半からブルックリンで活躍する3人組の最新作。多国籍な音をのみ込んだゴッタ煮感や濃厚なサイケ ...
2009.04.10 00:00
Shout at YUMING ROCKS
日本を代表する女性アーティストといえば、松任谷由実。そのユーミンをリスペクトするアーティストたちによる禁断のカヴァー・アルバムの登場だ。椎名林檎、スピッツ、ねらわれた学園(向井秀徳、峯田和伸)、いきも ...
2009.04.10 00:00
ア・ウーマン・ア・マン・ウォークト・バイ
とても静かで魅惑的な2007年の前作『ホワイト・チョーク』に続く今作では、長年のコラボレーター、ジョン・パリッシュが曲を書き、ハーヴェイが語り、歌い、わかりにくい歌詞を綴っている。キャプテン・ビーフハ ...
2009.04.10 00:00
スクリーム
ヒップホップ界のゴッド、ティンバランドがクリス・コーネル3枚目のソロ・アルバムを手掛けたことに対する疑問。「デジタル時代のビートとロック界のゴッド・ヴォーカルの融合は成功するのか?」。それに対する答え ...
2009.04.10 00:00
俺のルーツ
2008年の全米年間チャートで堂々1位に輝いた「Low」でセンセーショナルなデビューを飾った男。デッド・オア・アライヴやエッフェル65をも引用してしまうあっけらかんとしたポップ・センスが痛快。ラッパー ...
2009.04.10 00:00
イッツ・ブリッツ!
マンハッタン生まれのこのトリオのライヴに行ったことがあるならば、ヤー・ヤー・ヤーズの音楽を体験するには体を動かすことがいかに重要であるかがわかるだろう。しかし3枚目のアルバム『イッツ・ブリッツ!』では ...
2009.03.10 00:01
ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン
本作の2曲目、「マグニフィセント」でボノはこう言明する。“俺は君たちに向かって歌うために生まれて来た/君たちに勇気を与えるしかなかったんだ”と。奇妙な低音で歌われた後、きらめくようなジ・エッジのギター ...
2009.03.10 00:00
ブラック・ダイス
ボアダムスの遺伝子を受け継ぐブルックリン随一の前衛バンドが、キャリア史上最もポップな親しみやすさを感じさせる作品を届けてきた。ヒップホップ、ノイズ、民族音楽などを即興演奏的スタイルでゴッタ煮にしていく ...