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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2011.04.09 00:00
Screws Get Loose
2009年のデビュー作で、この南部の少女たちは酔っ払いの失態についてのカウパンクを作り上げたが、セカンド・アルバムでは男性メンバーを縄で捕まえ、マヌケ面のガレージ・パンクへとよろめいている。巡業は彼女 ...
2011.04.09 00:00
ダンサー・イクワイアド
オハイオの3人組の5作目は、ボーナス・トラックを11曲も含む、全25曲! 曲数でいうと単純にアルバム2枚分、やるなぁ国内盤!ロウファイ/ノイズ/ジャンク/スカムといった毒素を濃厚かつ大量に孕んでいるせ ...
2011.04.09 00:00
最強ライヴ!
ここにあるのは、2枚のパンク・オペラの後でもバンドを流れる、伝染性のある力強い喜びだ。ビリー・ジョー・アームストロングはスポットライトを徹底的に楽しみ、叫び、罵り、観客に「アメリカン・イディオット」と ...
2011.04.09 00:00
Wit’s End
薄暗い光線の心地よさ……陰影礼賛のレクイエム、マニフェストと捉えたいキャス・マッコムス、5と12作目。馴染みのフォーリン・ボーン/ダーカー・マイ・ラヴのメンバーたちのサポートで、この2年間に地元西海岸 ...
2011.04.09 00:00
正しい相対性理論
女性シンガー、やくしまるえつこを中心に、メディアへの露出が極端に少ないことで知られるグループの既発曲を、国内外のアーティストがリミックスした“解体新書”。その実体の無さが妄想を掻き立てるのか、それぞれ ...
2011.04.09 00:00
悪徳と美徳
パニック・アット・ザ・ディスコは新しいジャンルを発明した。エモ・レトロポップだ。『悪徳と美徳』はバンドがデュオになってから最初のアルバム。マヌケで楽しい悪ガキ風の歌詞を書いていたライアン・ロスは去った ...
2011.04.09 00:00
クリス・ブラウン
2009年、当時のガールフレンドだったリアーナへの暴行に対する厳しい判決を受けて、クリス・ブラウンはその汚名への辛辣な返答を含む足取りの重い『グラフィティ』を発表したが、今回は賢い選択をし、良い曲を作 ...
2011.04.09 00:00
フラックス・アウトサイド
テネシー州ノックスヴィル出身の肉食ロックを猛進する3人組。ブラック・キーズに見初められたセカンドに続く新作は、フェニックスやマムフォード&サンズと同じレーベルから。その風貌(ヒゲ面)に似つかわしい野性 ...
2011.04.09 00:00
ファム・ファタール
ブリトニー・スピアーズは、ポップ・ミュージックにおける隠れた前衛芸術家だ。数年にわたって、批評家は彼女を細い声の役立たずとして切り捨ててきた。けれども「ベイビー・ワン・モア・タイム」におけるキーボード ...
2011.04.09 00:00
HoSoNoVa
1973年の名作、『HOSONO HOUSE』の1曲目だった「ろっかばいまいべいびい」によく似たアコースティック・ギターの爪弾きで始まる、38年ぶりの全曲ヴォーカル・アルバム。はっぴいえんど以来の共演 ...
2011.04.09 00:00
Do Whatever You Want All the Time
ボルチモアのカルテットはこの3作目を、輝くドローンのタペストリーとアフロ・ポップのギター、サイケデリックなデジタリアを、アニマル・コレクティヴのファンがフィッシュ・ヘッズと一緒にマリファナを吸っている ...
2011.04.09 00:00
Here Before
70年代のCBGB全盛期における偉大なギター・バンドのカムバック作の幕開けとなる「ノーバディ・ノウズ」で、グレン・マーサーは“もう一度始めるには遅すぎるかい?”と問いかける。“ファック、ノー”が明白な ...
2011.04.09 00:00
Smoke Ring for My Halo
ボブ・ディランやジョン・メレンキャンプ、ルー・リードといった先駆者たちが、麻薬を吸った後で受話器越しに呟けば、フィラデルフィアのカート・ヴァイルのように聴こえるだろう。この4作目ではストーナー風の霞が ...
2011.04.09 00:00
ギヴィング&レシーヴィング
普段は地元ワシントン州の離れ小島で環境保全活動をしているという夫婦を中心とした6人組が、メキシコ湾の原油流出事故に胸を痛めながら、スウェーデンの山小屋で曲作りをしたという本作。ローズ・ピアノの洗練され ...
2011.03.10 00:01
R.E.M.
「マイケル・スタイプが、今さら何を欲しがるのか?」と不思議がっている人たちのために、スタイプはR.E.M.の15枚目のアルバムで、彼のウィッシュ・リストを読み上げることにした。“ホイットマンよ、誇りを ...
2011.03.10 00:00
New Album
ナイン・インチ・ネイルズとの海外ツアーや、オール・トゥモローズ・パーティーズへの出演でも知られる日本のストーナー・ロック・トリオが、あえて“Jポップ”に歩み寄った、あらゆる意味で地雷と言えそうな作品。 ...
2011.03.10 00:00
セヴェラル・シェイズ・オブ・ホワイ
J・マスキス“初の”ソロ! バックにザ・フォッグを従えたバンド(ソロだと認識してた……)、ドラムスに徹するウィッチ、一時期は事実上ほぼガイデッド・バイ・ヴォイセズだったコブラ・ヴェルデのメンバーとのス ...
2011.03.10 00:00
ブラック・グラス
サン・ルイス・オビスポでM・ウォードと組んだバンドを振り出しに、グランダディやポートランドのミュージシャン、デヴェンドラ・バンハートとの交流も知られるカイル・フィールドのワンマン・ユニット=リトル・ウ ...
2011.03.10 00:00
コンスタント・フューチャー
ブルックリン・シーンの隠し玉(?)の5作目。元来はフィードバック・ノイズとエレクトロ・パルスまみれの、超ド性急なアヴァンギャルド・エクスペリメンタル・ノイズ・ポップでスタートした彼ら。しかし、プロデュ ...
2011.03.10 00:00
Wounded Rhymes
アバが世界的になって以来、スウェーデンはポップの楽園であり、隙のない完璧なフックの工場だったが、リッキ・リーはちょっとした変わりダネだ。彼女のセカンド・アルバムは奇妙なポップの宝石で、ガレージ・ロック ...