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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2013.03.09 00:00
Ten
前作からわずか4カ月でリリースされる10枚目のオリジナル・アルバムにして、堀込兄弟のキリンジとしては最後のアルバム。もう、ひたすら穏やか。これまで時折感じさせてきた異様なテンションの高さや張りつめた空 ...
2013.03.09 00:00
魔法が使えないなら死にたい
こんなに歌がひっこんだシンガー・ソングライターの作品もそうないだろう。しかし、その声がもっと前に出ていたら、歌い手の毒を孕んだ気にあてられていたかもしれない、とも思う。場を一変させる存在感である。聴い ...
2013.03.09 00:00
NEW DAY
LAシーンの最重要人物、カルロス・ニーニョ率いるプロジェクトの新作。フォークとニュー・エイジが一体となった前作では、とんでもない領域に行ってしまったと思ったが、今回も凄かった。禅とか宇宙とかスピリチュ ...
2013.03.09 00:00
Son of Rogue’s Gallery
ジョニー・デップらがプロデュースした海に関する音楽のプロジェクト第2弾。アルバムのムードは多種多様だ。ベス・オートンは孤独なブルースで呪文を唱えるように歌い、イギー・ポップはろくでなしの無法者たちを払 ...
2013.03.09 00:00
Future Presents F.B.G. (The Movie)
昨年の『プルート』でアトランタ出身のフューチャーは、信じられない作品を作り出した。オートチューンと悪質なパワー・バラードと発狂したラップ調の歌を合わせて、 最近のなかでは最も強力で最も楽しめる狂ったヒ ...
2013.03.09 00:00
ユア・ナッシング
世界で最も幸せな国から出てきたパンクスの新作。攻撃性と繊細さを併せ持った、強烈なエモーションを炸裂させる。生々しい2011年のデビュー作でも、彼らはノイズを曲にする方法をわかってはいたが、今作ではかな ...
2013.03.09 00:00
EViLS
ラウド・ロックと呼ぶと何か古くさいから、モダン・へヴィネスと言いたい。神奈川県・湘南エリアを拠点に活動中の4人組。3曲入りのメジャー・デビュー・シングルで、スクリーモやメタルコアを通過した“重さ”を備 ...
2013.03.09 00:00
野獣バイブレーター
ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンとのスプリットも記憶に新しいギターウルフ新作は、出だしから爆音。明らかに音がリミットに触れているのがわかって痺れる。相変わらずパンチ・フレーズの応酬だが ...
2013.03.09 00:00
QUEENS, DANKE SCHÖN PAPA!
ツインドラム、トリプルギターの6人組の、およそ1年ぶりの新作。アルバムに先んじて「とても愉快なテオドアの世界」のPV視聴がスタートしているが、アルバムもこの世界に通じるカラフルなロックンロールチューン ...
2013.03.09 00:00
Can You Hear Me?
初の日本オリジナル・ミニアルバム。なんといってもジャム&ルイスが書き下ろしている2曲が聴きどころ。IUの世界観をまったく損なわないまま、彼ららしさも刻まれた見事なコラボ作。「Beautiful Dan ...
2013.03.09 00:00
Two Lanes of Freedom
前レーベルに20年間所属したマックグロウは、テイラー・スウィフトの所属レーベルでもあるビッグ・マシーンから初のアルバムをリリースする。曲頭でリル・ウェインの名前を叫ぶ男臭いカントリー・ソング「トラック ...
2013.03.09 00:00
SUNNY NEW LIFE
ラッパー/DJ/トラックメイカーのソロ2作目。イージー・リスニング的な仕上がりで、リゾート感漂うイントロからリラクシンな雰囲気が溢れ出している。ラップそのものの軽妙さもあるが、声とトラックとの比重がイ ...
2013.03.09 00:00
さくら学院 2012年度 ~My Generation ~
年に一度、卒業の季節にリリースされるアルバムは、今回もまごうことなき傑作だった。重音部や科学部を筆頭に、この1年でリリースされた既発曲はどれも強力だが、初収録曲も軒並み素晴らしい。なかでもテニス部 P ...
2013.03.09 00:00
オフ・ザ・レコード
これは驚き、元クラフトワークのオリジナル・メンバーでもあるカール・バートスが突如10年振りとなる新作をリリースした。ロボ声やリズムマシンの響きは前作『Communication』からいっさいの変化がな ...
2013.03.09 00:00
エレクトリック
リチャード・トンプソンの作品は、いい意味で型通りである。その見事なギター演奏は、ケルト色を帯びたジミ・ヘンドリックスといったところだ。そして、超一流のソングライティングも楽しめる。まずくなった恋愛と残 ...
2013.03.09 00:00
LIVE CORE完全版〜YUTAKA OZAKI LIVE IN TOKYO DOME 1988- ...
1988年に行われた東京ドームライヴ映像のノーカット完全版が、DVDとブルーレイで発売。声を潰さんばかりの荒々しい歌唱をしたかと思えば、静かなメロディを切なく語りかけるように歌う。そんな圧倒的存在感を ...
2013.03.09 00:00
D.A.I.S.Y. Rage
元キティ・プライドことキティは一輪の花のような印象だが、このEPは鋼のような刺を持つ。彼女はインターネット上で盛り上がっているラップの天才で、検索ソフトで出てくるだけのポップ・カルチャーの有名人の名前 ...
2013.03.09 00:00
VOYGER
山内総一郎がフロントマンになってから2作目のアルバム。今回も充実した作品となった。「徒然モノクローム」「流線形」「Small World」といったキャッチーなアップ・ナンバーを軸に、シングル曲に負けず ...
2013.03.09 00:00
MBV
収録曲9曲は、3枚のミニアルバムに分割できる。最初の3曲は『ラブレス』と『グライダー』のフィードバック・ドローンを探求する。次の3曲はポップ・チューンで、最後の3曲はパンク調だ。どれもマイ・ブラッディ ...
2013.03.09 00:00
コンフェッションズ
グランジ以前のヘアメタルを連想させる彼らだが、6枚目となる今作では“七つの大罪”をすべて数え上げている。収録曲だと「ラスト」よりも「スロース」(まさに哀歌のようなストーナー・ブルース)や「プライド」( ...