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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2010.12.10 00:00
リスボン
ブルックリン勢の実験性や非ロックへの触手とは一線を画した“NYっぽさ”を醸し出す5人組の6作目。2002年始動だが前身バンドも含めると15年になり、その音楽性(=ヴィンテージ感溢れるオルガン・ドリヴン ...
2010.12.10 00:00
London Sessions
LCDサウンドシステムには、シンセ・ポップ愛好家と、パーティをぶち上げる 、圧倒的なグルーヴのライヴ・アクトという、2つの顔がある。ラジオ放送用に録音されたこの2010年のスタジオ・ライヴ・セッション ...
2010.12.10 00:00
マン・アライヴ
サマソニ2010にも出演したマンチェスターの新人のデビュー・アルバム。毒のあるユーモア、流麗なメロディ、複雑なリズム・パターン、緻密なアレンジといった各要素を交配させたハイブリッドなサウンドは、定石を ...
2010.12.10 00:00
スーパーボルケーノ
世界でも有数なプロのピアニカ奏者であるピアニカ前田と、現在は小島麻由美バンドのメンバーとしても活躍する塚本功、長山雄治によるインスト・バンドが、13年ぶりのオリジナル・アルバムをリリース。前作同様ドラ ...
2010.12.10 00:00
アロー・ダーリン
ブリックレーンにあるウクレレ・ショップで録音したという本作は、英ロンドンで活動するポップ・バンドのデビュー作。ソングライター、エリザベス・モリス(彼女とベーシストのビルはオーストラリア出身)の可愛らし ...
2010.12.10 00:00
デンジャー・デイズ
かつてのマイ・ケミカル・ロマンスはとても悲しく、あなたの冷たい心から血を流させた。2006年の『ザ・ブラック・パレード』で、ジェラルド・ウェイは癌と惨めさについて嘆き、傷つき地に堕ちた者たちの救世主と ...
2010.12.10 00:00
KAGERO Ⅱ
先立ってリリースされた映画音楽カヴァー集は余興に過ぎなかったのか、都内を中心に活躍する4人組ジャズ・パンク・バンドが水を得た魚のように泳ぎ回り、ジャイヴするセカンド・アルバム。冒頭からピアノが壊れそう ...
2010.12.10 00:00
サイドウォークス
このブルックリンのデュオはインディー・ロックで最も活発なバンドのひとつで、その陽気なキーボードとドラムは、観客をダンスの狂騒へと駆り立てる。アルバムの長所は、全体に流れる楽観主義だ。「ホエア・ユア・カ ...
2010.12.10 00:00
ソウル・フラワー・ユニオン
マイルス・デイヴィスの来日ライヴ盤と同じ“パンゲア”という名前を冠した通算10作目。分裂前にひとつだった頃の大陸を意味するというその言葉同様、民謡からアイリッシュ、カリプソまでをぶち込んだ闇鍋のごとき ...
2010.12.10 00:00
オール・ディライテッド・ ピープル
大きさについて考えるアーティストもいるが、スフィアン・スティーヴンスは長さについて考える。それが20単語の曲名であれ、ブルックリンの高速道路についての、オーケストラ組曲であれ。前衛的なアンドリュー・ロ ...
2010.12.10 00:00
Liasons
オシャレの範疇を超えたフレンチ好みのサイケデリック・シャンソンや泣けてくるコズミック・フォーク~ブルース。毒花の妖しさが匂うNYブロンクスの男女デュオ、ピジョンズの3作目米仏録音のフルレングス。どちら ...
2010.12.10 00:00
Body Talk
このスウェーデンの歌姫の自惚れはもっともなものだ。本作は過去の2枚のミニ・アルバムからピック・アップした曲に5つの新曲を加えたものだが、そのすべてが否の打ち所もないほど、キャッチーで奇抜だ。「タイム・ ...
2010.12.10 00:00
トロン:レガシー オリジナル・サウンドトラック
この作品は天国のディスコのようになるはずだった。『トロン:レガシー』は、1980年代のビデオ・ゲームの世界に囚われた男についての映画に付随するもので、ヴォコーダー狂の、宇宙服を纏ったフレンチ・エレクト ...
2010.12.10 00:00
Constant Companion
ダグ・ペイズリーはカナダ人だが、彼の魂は合衆国の南部からやって来る。それはまるで、このほとんど完璧なシンガー・ソングライターのレコードの全編に渡ってサイケデリックなチャーチ・オルガンの響きを提供してい ...
2010.12.10 00:00
想像と都市の子供
複雑かつ硬質なアンサンブルの上を透明感のある女性ヴォーカルが浮遊するという、クラムボンとコーネリアスを化学的に配合させたかのようなポップ・ソングを鳴らす5人組のセカンド・ミニ・アルバム。テーマの基本に ...
2010.12.10 00:00
スリープ・フォーエヴァー
元ダム・ダム・ガールズの♂デュオは、カンやノイなどクラウト・ロックとヴェルヴェッツへの偏愛と影響を動力に、ジザメリばりの甘い轟音を噴射しつつ、スピリチュアライズドの異空を恍惚遊泳。全体的にサイケで華美 ...
2010.12.10 00:00
クレッシェンド
レディオヘッドやガンズ・アンド・ローゼズをアコースティック・カヴァーしたミニ・アルバムに続いてクマ原田をプロデューサーに迎えた3作目には、LEO今井やキセルの辻村豪文、いしわたり淳治といった多彩な作家 ...
2010.12.10 00:00
All Day
ファット・ジョーやスペースホッグが永遠に馬鹿騒ぎし続ける一方で、雲間からリミックスを投げかけるミクソロジーの達人グレッグ・ギリスは、ポップの分野におけるDJの守護天使のようだ。サイトで無料配信された最 ...
2010.12.10 00:00
MUDA
ギター、ベース、ドラムにトロンボーンという、アレンジにヴァリエーションの効かない小編成のインスト・コンボながら、星野源、浜野謙太、田中馨というソングライター3人の個性が、今まで以上に色濃く表れた4作目 ...
2010.12.10 00:00
Okapi Horn
海外でのツアーやリリースで知られる男女8人組が、セカンド・アルバムでさらなる前進。アカペラのコーラスで幕を開け、そこからエフタークラングの近作のような一大パノラマが広がる、ドラマチックな傑作だ。どこか ...