映画『アンチクライスト』での怪演も記憶に新しい、元・魅少女シャルロット。父親であるセルジュのお人形としてデビューした彼女だけに、男たちのエゴに応えるのは手馴れたもの。一昨年の『IRM』では、プロデューサーのベックの“宿命の女”としての役割を見事に務めていたが、本作はその『IRM』からのアウトテイクに、ノア・アンド・ザ・ホエールら若手ミュージシャンたちとのコラボ曲と、ライヴ音源を加えた編集盤。ボブ・ディランの名曲「女の如く」の、囁くようなカヴァーが絶品だ。

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