シー&ヒムなどの作品に参加する若き弦楽器奏者は、「ぼくは何も所有していない」と歌っているが、その言葉どおり、音楽のフリー・シェアに対する見解を示した本作は、タイトルとなっているアドレスにアクセスすることで、歌詞やアートワークを自由に閲覧することができる。胸を打つささやかなエピソードを積み重ねた本作は、音楽だけでなく、彼自身の大切な想い出も、そっと分け与えてくれるようだ。

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