随所にねじ曲がったアレンジを利かせながらも美しいメロディを紡ぐ、RADらしさがよく出たポップスだ。ギターのアルペジオを中心に音数の少ない伴奏で進行する序盤から一転、途中から一気に爆音でたたみかける構成はかなりのカタルシスがある。それからカップリングの「独白」についても触れるべきだろう。文字どおりの独白(ポエトリーリーディングですらない!)を8分以上にわたり続ける曲で、大きな衝撃を受けた。

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