Big Station

Rolling Stone Japan 編集部 ｜2012/08/10 00:00

「ディランがスポットライトを浴びながらLSDをやった」と、メキシコ系テキサス出身シンガー・ソングライターは歌う。アニマル』同様、彼の祖先に敬意を表した内容だ。「ボトム・オブ・ザ・ワールド」と「サン・アントニオ・レイン」は、「クイーン・ジェーン」と「親指トムのブルースのように」をこだまさせ、若いディランを連想させる。61歳のロックンローラー。曲がその歌詞を超越せずとも、それがリアルさに欠けることはない。

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