オルタナ・カントリーのベテランが自身の伝統を表現した作品。鍵となっているのは、サン・ヴォルトには初参加となるゲイリー・ハントとジャスティン・ブラナムのツイン・フィドル、そして、ブラッド・サーノとマーク・スペンサーのペダル・スティールだ。伝統(ウォルツする「Hearts and Minds」)と抽象(「Livin’ On」におけるイーノ調のドローン)の間をユラユラと動くサウンドは重みがある。歌詞も過去と現在を忙しく行き来している。

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