本作と同名のスタジオ・アルバムがアメリカでも話題を呼び、08年は海外での活動が一気に加速した感のある彼らのアメリカでのステージを収めたライヴ盤。11月にはナイン・インチ・ネイルズのアリーナ・ツアーのサポートを1カ月にわたって務めるなど(トレント・レズナー直々の指名で決まった)、現在もそのパフォーマンスの密度はますます濃くなっているだろうし、そしてサウンドには磨きがかかっているだろう。そんな確信を強く抱かせる本作。スタジオ・アルバムとはまた異なった響きを湛えていて、爆音の芸術といってもいい美しさを放っている。

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