生前、スタジオよりライヴのほうが生き生きとしていたアーティストの入門編としては、この1978年の2夜のステージは最高。ニューオーリンズ出身の伝説のピアニストは、バンドをリードし18曲演奏。ブルースからジャズ、ブギウギ、ロックンロールを馴染みのある、純粋な土地の言葉でまとめ上げた。プロフェッサーは痛みを感じるのか? おそらくは。だが、彼の弾んだ指さばきから読み取ることは不可能だ。ただし元気になることは確実だ。

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