ケイシー・ディネルがホワイト・ヒンターランドとして発売した最初の2枚のアルバムは、キャバレー風のバラード、R&B色のあるエレクトロポップなど、実に多様だった。最新作は、ディネルの歌の技術によってすべてがうまくまとまっている。彼女は大きな鞄の中にさまざまなヴォーカル技術を詰め込んでいるようだ。スローなピアノナンバー(「David」)から、ブルージィかつ実験的な曲(「White Noise」)まで、手品のように聴かせる。

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