ツイン・シャドウや『トロン:レガシー』のリミックスでその名を知らしめたちょっぴり太めの宇宙刑事、それがトム・クルーズ……じゃなくてコム・トゥルーズだ。ビデオ・ゲームのBGMのような80年代丸出しのシンセ・ファンクは、ジョン・カーペンターが『ニューヨーク1997』で描いた近未来SF映画の世界に、時空を超えてワープする(あえぎ声入りの「VHSセックス」なる曲も)。8ビットの砂嵐を乗り越え、ドットで描かれた世界からやってきた救世主。この男がいるかぎり、銀河系の平和は安泰だ。

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