「プリンスよ、たくさんの美しい歌とたくさんの曲をありがとう」と、ポール・マッカートニー。ポール・マッカートニーがミネアポリスを慰めた。マッカートニーは5月4日夜、プリンスの故郷ミネアポリスのターゲット・センターで行われた自身のコンサートのアンコールで、プリンスの『レッツ・ゴー・クレイジー』を熱っぽく演奏した。
「彼を偲んで、」とマッカートニーはアルバム『パープル・レイン』の中のこの曲を演奏して言った。「彼が大好きだった。プリンスよ、たくさんの美しい歌とたくさんの曲をありがとう」。
「プリンスとミネアポリス。ミネアポリスとプリンス。切り離せないね」とステージでマッカートニーは述べた。ステージ後方には輝く紫のプリンスを表す記号が大きく映しだされていた。以下、マッカートニーのフェイスブックにて公開された、パフォーマンスだ。
マッカートニーのこのライヴ・パフォーマンスでは、彼のキャリアにおけるもう1人の重要人物、3月にこの世を去った元ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンも追悼している。マッカートニーは、1962年にマーティンと初めてレコーディングした曲である『ラヴ・ミー・ドゥ』を彼に捧げた。
マッカートニー以外にもこれまでに、ブルース・スプリングスティーン、LCDサウンド・システム、クリス・ステープルトンら様々なジャンルのアーティストがステージ上で紫の殿下の功績を称えている。多くのミュージシャンが4月21日に57才でこの世を去ったプリンスに心からの哀悼の意を示している。
ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、ボブ・ディランは秋に開催されるメガ・フェスタへの参加を表明している。詳しくは、
こちらを参照。