ビヨンセからエミネム、ジャミロクワイ、そしてX JAPANまで、2018年のコーチェラ第1週の話題をさらったアーティストたちを、ローリングストーン誌のライブレポートとともに振り返る。
先週末、今や音楽業界における一大イベントとなったコーチェラ・フェスティバルが、今年も南カリフォルニアのインディオで開催された。ビヨンセが他を寄せつけない圧巻のパフォーマンスを見せつける中、カーディ・B、ブロックハンプトン、ヨーデル・キッド等、新進気鋭のアーティストたちも存在感を示した。ハイライトとなったパフォーマンスの数々を以下で紹介する。
ビヨンセ2017年に双子の子供を産んで以来初めてステージに立った“クイーン・ベイ”は、2時間に及んだ圧巻のパフォーマンスで、土曜の夜のネット上の話題を独占した。ドラムラインとブラスバンドを従え、元デスティニーズ・チャイルドの2人との共演まで実現させたビヨンセのヘッドラインセットは、彼女の輝かしいキャリアを総括する内容だった。音楽史に名を刻む黒人アーティストたちにインスパイアされてきた彼女は、遂に彼らと肩を並べる存在となった。(詳細なライブレポートは
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エミネム(Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Coachella)フル編成の生バンドとストリングセクションを従えたエミネムのヘッドラインセットには、ドクター・ドレーや50セント、スカイラー・グレイといった豪華ゲストも数多く登場した。「コーチェラ、俺がドープだった頃のことを覚えてるか?」冗談交じりにそう言い放った彼は、虚栄心と自意識に満ちたパフォーマンスを披露してみせた。(詳細なライブレポートは
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