音楽旅のすすめ|ミュージシャンも魅了される文化的モザイク都市カナダ・トロント

トロント・ジャス・フェスティバルに出演したメイシー・グレイ(Photo by Randall Cook)と、トロントのシンボルCNタワー


アジアやヨーロッパからの移民を多く受け入れているこの都市は、様々な文化が混在している。ユダヤ系移民たちによって100年以上前にできたコミュニティ「ケンジントン・マーケット」エリアもその一つ。中南米やアフリカ、ヨーロッパ移民も加わり、古着屋を始め、個性的なショップが立ち並ぶ。看板や街の壁はストリートアートで埋め尽くされ、路上ではギターを片手に歌うミュージシャン、そして数多く並ぶクラフトビールのお店も賑わっている。(トロントで一番クラフトビールショップが多かったように思う)。



ケンジントン・マーケットのメインストリートに位置するブリトーレストラン。開放的なお店はレゲエが爆音でかかる。(Photo by RSJ)


ケンジントン・マーケットには多くの古着屋がある。ミリタリーものやサイケデリックなものまで個性的なセレクトが目立つ。(Photo by RSJ)


ケンジントン・マーケットのメインストリートにあるクラフトビールバー。夜は店内でDJがプレイする中、国内外の多くのクラフトビールが愉しめる。(Photo by RSJ)


ケンジントン ブリューイング|店内に樽があり、出来立てホヤホヤのクラフトビールが味わえる。センスのいい店内がまた良し。(Photo by RSJ)



トロントは、アートに寛容な都市なのか、街を歩いていると多くのウォールペインティングに遭遇する。ペインティングは定期的に変わるものもあるようで、単なるストリートアートのような位置付けではなく、市民もアートを楽しんでいる。


ケンジントン・マーケットの建物に描かれている日本テイストな作品も。(Photo by RSJ)


路地を入ると、大型な作品も多く見受けられた。左の作品は、環境汚染をテーマに描かれている。(Photo by RSJ)

ケンジントン・マーケットに「El Macombo」という伝説的なライブハウスがある。いわばニューヨークのCBGB、ロンドンの100clubのような、トロントにおけるロックの聖地である。1977年にリリースされたザ・ローリング・ストーンズのライブルバム『ラヴ・ユー・ライヴ』に、このEl Macomboでの演奏が収録されており(その後「Live At The El Mocambo」というライブ音源のアルバムもリリースされている)、ストーンズファンにとってはライブ音源の中でも人気が高い。収容キャパが500人程度の小さな会場に、ラジオ番組の当選者だけが招待されたという伝説的な一夜だったという。現在は、店舗は閉店しており、改装中なのか入り口は閉ざされた状態だった。


ザ・ローリング・ストーンズのライブルバム『ラヴ・ユー・ライヴ』の収録曲は、El Macomboで演奏されたもの。現在はクローズされていた。(Photo by RSJ)

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