ピーター・グラルニック原作のサム・フィリップスの伝記映画のためにジャガーはメンフィスを訪れていた。ミック・ジャガーとジェリー・リー・ルイスは伝説のサン・レコードで会い、プロデューサーのサン・フィリップスの伝記映画について語り合った。米国現地時間9月13日、ミック・ジャガーが有名なサン・レコードの入り口で撮影した写真を投稿した。このスタジオではエルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンス、そしてジェリー・リー・ルイスなどが数多くのヒット曲をレコーディングし、その音楽こそがジャガーをスーパースターへと導いたきっかけとなった。ジャガーのこの訪問がさらに興味深くなったのが、入り口の写真に続いて、スタジオ内で撮影したルイスとのツーショット写真を投稿したときだ。ルイスもジャガーと写した別のツーショット写真とともに、「昨日はサン・レコードでミック・ジャガーと昔話をしながら思い出を辿る素晴らしい時間を過ごした」と、自身のFacebookページに投稿した。
この二人が会った目的は何だったのか? ルイスの関係者がローリングストーン誌に教えてくれた話によると、二人はサン・レコードの創立者サム・フィリップスの伝記映画の「企画会議」のために集まったという。現在ジャガーはピーター・グラルニックが2014年に出版した『Sam Phillips: The Man Who Invented Rock ‘N’ Roll(原題)』を原作にした伝記映画の製作に着手していて、この作品にはすでにレオナルド・デカプリオが主演することが決まっている。(2016年にデカプリオがフィリップスを演じるとデッドラインが報じたが、それ以降、新たなニュースは聞こえてこない。)