ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルが、14分の新曲「Riga (Take 5)」をリリースした。2017年のラトビア映画『Riga (Take 1)』のサントラ曲を新たにリミックスしたトラックだ。
ダフト・パンクにしては珍しい、ソロ名義でのリリース。アナログ盤「Riga(Take 5)」は、たんたんと刻まれるリズミカルな鼓動から、エレクトロの最高傑作が徐々に姿を現してくる。
バンガルテルが手掛けた2017年公開のラトビア映画『Riga (Take 1)』のサウンドトラックの1曲を、別バージョンでアレンジしたもので、10月25日にはすでに、バンガルテルの元マネージャーBusy Pが主宰するレーベルEd Banger Recordsの計らいでオンライン上で公開されていた。映画そのものは、4人の恋するアート業界の女性を描いた “ジャズのフレーズを映画の技法で視覚的に表現した作品”。映画のサントラは2017年、ラトビア国内の映画賞で最優秀作曲賞にノミネートされた。
音楽情報サイトYourEDMによると、この曲のレア音源を入手できたのはフランス人DJデヴィッド・ゲッタただ一人。彼は今週初め、自身のInstagramのストーリーに、貴重なアナログ盤を開封しているようすを投稿していた。
ダフトパンク・ロボットも最近2つの新曲をリリースしたばかり。そのうちの一つは、賛否両論を巻き起こしたギャスパー・ノエの新作映画『Climax(原題)』の挿入曲「Sangria」だ。