先週末、ボナルー・フェスティバルでロックスター級のパフォーマンスを披露したシンガー・ソングライター、マレン・モリスがプレイボーイ誌の最新号に登場した。
セミヌード写真やセクシーなポーズは当然だが、写真と合わせてインタビューも掲載された。その中から、5つのやりとりを抜粋。近年のカントリーシンガーの中で、歴代1位とまではいかないとしても、もっとも赤裸々にセックスを口にしたのはおそらく彼女だろう。
・モリスはネット荒らしや、体型の悪口を言う人など気にしない。
「ネット荒らしに文句を言ったり、やり返したりするたびに、もうたくさんって思ったの。だからもう一切相手にしないことにした。ああいう人たちにはそうするのが一番。体型について揶揄する人たち? 自業自得よ。ああいう人たちには迷わずダメ出しするわね」
・セックスでは女性が主張してもOK
「もし誰かと恋愛関係になって、相手がめったにオーラルセックスしてくれないなら、別れるべき。付き合い始めのころからそうなんだとしたら、その後どうなるかは想像できるでしょ。自分勝手な恋人は最初からお払い箱だわ」
・本人いわく、シングル「The Middle」が出る前は、ほとんど無名だった
「ゼッドと「The Middle」を作った時、世間のほとんどが私の存在を知らなかった。その結果、大勢の人が私のカントリーミュージックを聞いてくれた。たくさん注目を浴びたし、とくに最近はファンや、カントリーミュージックを聞く人も増えたわね」
・プレイボーイ誌の撮影にあたってお手本にしたのはドリー・パートン
「たしかドリー・パートンがプレイボーイの表紙をやった時(1978年10月号)、あんな健全な人が何十年も裸の女性を取り上げてきた雑誌に出るなんて、と大騒動になったのを覚えているわ。カントリーミュージック界ではあるまじき行為だったのよ。だけど最終的には、彼女は歴代のプレイボーイの表紙の中でも一二を争うものになった。ドリーはキャリアの中で何度も常識を覆してきたわね。カントリー界でのセクシャリティや性の規範ということに関してはとくにね」
・シンガー・ソングライターでフェミニストの夫ライアン・ハードは、雑誌の撮影に賛成してくれた
「自分を対等に扱ってくれて、なおかつ自分がボディを見せびらかしても淫乱呼ばわりしない人と一緒にいられるのは最高よ。過去何十年もカントリーミュージックの女性たちが縛られてきた、家父長制度とかくだらないルールで私の思想に水を差すような人じゃなくて、本当よかった」