性犯罪で勾留中のジェフリー・エプスタイン被告、公判前に自殺

7月の家宅捜査では「膨大な数のヌード写真」を押収

エプスタイン被告は2008年、自宅のあるフロリダ州で、未成年者に対する売春教唆2件で有罪を認めた。当時フロリダ州の地区検事をつとめていたアレクサンダー・アコスタ氏は「温情措置」と言われる司法取引を認め、その結果禁固13カ月の刑が言い渡された。被告は勤務刑が認められたため、刑期の大半をパームビーチにあるオフィスで務めた。

連邦起訴は、2018年にマイアミヘラルド紙の調査記事が掲載されたのを受けたもの。記事の中では、被告から性的暴行を受けたと主張する80名以上の女性の身元と、暴行の詳細が明らかにされた。今年7月、アコスタ氏は司法取引の責任を取って、ドナルド・トランプ政権の労働長官職を辞任した。

エプスタイン被告の連邦違反による逮捕をうけ、警察当局が7月にアッパーイーストサイドの住居を家宅捜査したところ、「若い女性や少女たちの、膨大な数のヌードおよびセミヌードの写真」が押収された。

Translated by Akiko Kato

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