べルリン在住の音楽家・中村一太(ex.the cabs/plenty)がドラマーを務めるIttaNakamura & João Clementeが、2021年4月11日に最新作『Haseru』をデジタル配信する。2010年代にthe cabs、plentyのドラマーとして活躍した中村一太。2017年のplenty解散後はベルリンに移り、新たな解釈とアプローチを携えて、世界へと音楽を届けるべく活動再開。本プロジェクトで中村とコンビを組むポルトガル出身音楽家・João Clemente は、「Slow is Possible, Cat in a Bag」のメンバーとしても活躍中。すでに3年間にわたり共同で音楽を制作。これまでも「Interim Mountains」名義のプロジェクトで、即興音楽を奏でてきたが、本作『Haseru』は中村からの発案で、よりノイジーかつ、多様な構成を持つロックを表現した作品に仕上がっている。
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ジェイコブ・コリアーが語る、音楽家が新しい世界に飛び出すための方法論新型コロナウイルスの影響下、ベルリン在住の中村とポルトガルへの帰国を余儀なくされたJoãoだったが、作曲、録音、ミキシングまでを二人で行い、わずか5ヶ月でアルバムを制作した。しかも本作ではを中村とJoãoのみで完結させた。楽曲制作においても、中村のドラムから構築していく実験的な試み、激しい個性がぶつかり合った全5曲が収録される。
<リリース情報>
IttaNakamura & João Clemente『Haseru』リリース日:2021年4月11日(日)
=収録曲=
1. Imminent Riots
2. Meticulous Ink Strokes
3. Staring Through the Cage
4. Griot
5. Doppelgänger