ブラック氏はスポークスパーソンを通じ、ローリング・ストーン誌に対し、「匿名の告発、かつ
20年近くも前に起こったとされる事件に過ぎず、捜査の時効も既に切れている。私たちは、裁判所がこの浅薄な告発を真に受けないことを予想している」と、その匿名女性の告発を一蹴する内容の声明を発表した。
ブラック氏はまた、「全く真実と異なる」と発言した
6月のガニエワ氏による訴訟についても告発を否定する内容の声明を発表している。
ガニエワ氏は
3月
17日、
Twitterでブラック氏を「数年間の間セクハラや性的暴行で私を苦しめた」と告発したが、ブラック氏はそれを公式に否定、ガニエワ氏はその後すぐにブラック氏に対し訴訟を起こした。訴状によると
2008年、ブラック氏がガニエワ氏をニューヨークからフロリダ州パームビーチにあるエプスタイン氏の私邸へと連れ出したとされている。当時エプスタイン氏は収監されていたが、日中だけ仕事のために出勤が認められていた。ガニエワ氏は、エプスタイン氏とブラック氏が「自分にまたがるよう、仰向けになり待っていた」が拒否した。ガニエワ氏によると、ブラック氏はエプスタイン氏を親友だと語っていた。また、訴状によるとブラック氏は、
2014年
7月にガニエワ氏を強姦したともされている。
ブラック氏のスポークスパーソンは「この告発は、ブラック氏の個人的、またプロとしての評判を公的に貶め、根拠のない中傷で彼の名誉を汚すという目的であることは確定的に明らかだ。ブラック氏は、所定の裁判手続きに違反し、彼をひどく中傷した者たちが、自身たちの過ちに対する責任を取らされることに確信を持っている」と発表した。一方、ガニエワ氏の弁護人は、「今回明らかになった事件からどれだけ時間が経っていたとしても、ガニエワ氏による訴訟に極めて深く関係している」と述べた。
ガニエワ氏の弁護人は「匿名女性の恐るべき体験は、ブラック氏がエプスタイン氏による極悪非道なセックスサークルに関わっていたことを明らかにしている。エプスタイン氏は目的を持って彼女をブラック氏に紹介し、彼女にマッサージをさせた。ブラック氏はエプスタイン氏の性犯罪について何も知らないと主張しているが、実際のところブラック氏はエプスタイン邸で自らも性犯罪に手を染めていたのは間違いないと考えられる」と語った。
匿名女性が告発した数週間後、ブラック氏が彼女に「何かを渡し」、少し話すだけという条件で、公の場で面会することを了承した。彼女はセントレジスホテルのロビーで待っていたブラック氏に、
5000ドルの現金入り封筒を渡されたそうだ。ブラック氏は「彼女のクレジットカード支払いを助けただけだ」と語っている。
From:
Billionaire Leon Black Accused of Raping a Woman in Pal Jeffrey Epstein’s Home