妻殺害の疑いで収監中の米共和党員、地元の予備選挙で勝利

アンドリュー・ウィルホイト(Rolling Stone)

妻を殺害した罪で刑務所に収監されているアンドリュー・ウィルホイト容疑者が、地元である米インディアナ州ブーン郡の予備選挙で勝利した。この共和党の予備選挙は、同郡のクリントン・タウンシップ教育委員会の委員を選出するためのもの。

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ローカルTV局WTHRによると、39歳の農業従事者であるウィルホイトは、理事会の3つの空席を狙う3人の共和党候補者のうちの1人である。現地時間3日には60票を獲得した。

ウィルホイトは3月に妻殺しの疑いで逮捕された。彼は、3月25日に妻のエリザベスが行方不明になったと通報したが、その後、エリザベスの頭を植木鉢で殴り、彼女の死体を小川に捨てたことを認めた。ウィルホイトは、妻が最近離婚を申し出ており、殺害時も自身の浮気について口論になったと明かした。ウィルホイトの妻の友人の一人がWTHRに語ったところによると、妻は乳癌の化学療法を終えたばかりだったとのことである。

超党派のインディアナ州選挙部門の共同責任者であるブラッド・キングは、地元ココモ・トリビューン紙に、ウィルホイットの逮捕は11月の投票に登場することを妨げるものではない、と語った。「我々の制度では、有罪が証明されるまでは無実である」と彼は言った。「もし、重罪で有罪になれば、候補者としての資格はなくなり、役職に就くこともできなくなる」

ウィルホイトの裁判は早ければ8月に始まるが、11月の選挙までにはまだ収監されている可能性が高い。ココモ・トリビューン紙によると、ブーン郡のデビー・オッティンジャー共和党委員長は、そうならないように祈っているという。「我々の希望は、彼が自身の名前を投票用紙から削除することを求め、我々が彼の代わりをすることです 」と彼女は言った。

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from Rolling Stone US

Translated by Rolling Stone Japan

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