「ツタロックDIG」出演バンド・プッシュプルポットが語る、音楽を続けていく覚悟

ー結成、活動開始までの経緯を教えてください。

僕が軽音部に入部してオリジナルバンドを組みたいなって思ってて、部活動の暇そうな人たちを誘って組んだバンドです。

ーバンド名「プッシュプルポット」の由来を教えてください。

由来と言う由来はないんですが、メンバーと一斉にLINEで一文字ずつ送って繋ぎ合わせたらこんなバンド名になりました。何度もやり直して段々、「ぱ」行に寄って行って、プッシュ、プル、ポット、福神漬けの4文字が出て、プッシュプルポットというバンド名になりました。

ー音楽のルーツをそれぞれ教えてください。

影響を受けたアーティストは初めてライブハウスで対バンした岩手のSWANKY DOGSというバンドです。音楽以外のルーツはback numberです。

ー1月5日にリリースされた1st EP『鐘を鳴らして』は、収録5曲それぞればらばらの個性をもっていて、プッシュプルポットのいろんな一面を見ることができます。1曲目「鐘を鳴らして」の歌を届けていくというストレートなメッセージが刺さる楽曲だと思いました。この楽曲についてお聞かせください。

この曲は、コロナ期間中に僕は地元の岩手に帰っていたんですけど、進路など親とぶつかっていて、地元を抜け出す形で金沢に戻りライブをしていました。親と向き合う精神状態になって、覚悟と親への感謝を伝える自分自身の大事な楽曲になってます。僕はお金や有名になるために音楽をやってるわけではないし、でも何も果たせてない自分は実家の鍵を隠して、両親の住む遠い岩手の街にも僕の歌が届くようにと書いた曲です。



ー2曲目「ダイナマイトラヴソング」ははやくライブハウスに声援が戻るようにと願いを強くする楽曲ですね。この楽曲についてお聞かせください。

この楽曲は、声を出せない今は手拍子とかで遊んでいます。今でも十分楽しいですが、声出してみんなで歌ったら最高だなって思います。この楽曲の本当の意味がわかったら「ふふっ」となってしまうような楽曲なんですけど、単純でアホらしくて僕らっぽいなと思ってます(笑)。



Rolling Stone Japan 編集部

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