BE:FIRSTが語る「Mainstream」の真意、さらなる深みを手にした7人

BE:FIRST

BE:FIRSTが4thシングル『Mainstream』を発表した。本作でBE:FIRSTはオンリーワンのアーティストグループであることを決定付ける。一言一言に重みと熱量ある7人の言葉を、できる限りそのままお届けする。

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―前回、『Smile Again』(4月26日リリース)を発売した翌週の月曜に取材させてもらって、それがちょうど「次の方向性についても話し合いをした」というタイミングで。そもそも、あのときに「やばいの待ってます」みたいに言ってくれていたのは……。

LEO:『Mainstream』のことだよね?

SOTA:これです、4thシングル。

LEO:あのときあんなに言ってたのはこれです。

SOTA:デモ音源から選んだあととかじゃない?

LEO:そうかも。だったので、自分たちも高揚してました。

—前回話してくれたみたいに「Boom Boom Back」がBE:FIRSTにハマっている手応えがあって、さらにそれが世に受け入れられたからこそよりドープなものを発信していく意思が固まった、その第一歩として「Mainstream」があると。

LEO:はい、そうです。

BE:FIRST「Mainstream」ミュージックビデオ



―具体的にどういった話し合いを経て「Mainstream」へと向かっていったのかを聞かせてもらえますか。

LEO:まず7人で話すところから始まって。というのも、各々で話すことはあって、大体の方向性をわかっていたつもりではあるんですけど、7人でそれを確認することがあまりなくて。7人で話したことによってみんなが見てる方向の確認ができて、その上で「こういう曲がやりたいよね」ということを社長含めて8人で話し合って。そこから「Mainstream」もそうですけど、「SOS」と「Grow Up」も、僕たちが「この曲でいきたい」って決めてやらせていただきました。「Mainstream」に関しては曲の構成とかも自分たちで提案させてもらった部分があって。それでできたのがこの曲ですね。



―「Mainstream」は「第二のデビュー曲」とまではいかなくとも、第二章の始まりみたいな感覚がみんなにある感じですか?

LEO:そうですね、それはわりかし感じてますね。自分たちが「こういうのをやりたい」って提示したり、本格的に入っていったのが初めてのことではあるので。これまでも大事にしていた「アーティシズム」「クリエイティビティ」「クオリティ」が、もう一歩深いところにいけた感がありました。こういうふうに毎回自分たち入っていければ、また大きくなれるきっかけになるなと思ってますね。

―「こういう曲がやりたい」というのを言葉にしてもらうと……きっとまずはサウンド面ですよね。SOTAさん、いかがですか。

SOTA:流行りがない時代に突入してるな、みたいなことをみんなで話していて。逆に今は何をやっても正解だから、本当にやりたいものをやりたい。「Smile Again」のときからずっと先のことを話し合っていたんですけど、やっぱり何より自分たちの青春というか、音楽を始めてからかっこいいと思い続けてきたものを、届ける側として提示できることが一番のやりがいだし、それが特権でもあるし。しかも俺らが若手として発信できるチャンスも今しかなくて、10年後はまた違う意思を持って発信しなくてはいけない中で、今が好奇心や青春をそのまま持ってくるという行動が一番映えるし、それができるタイミングだと思ったので。「Mainstream」だけじゃなく、ここ何年かはそういうことやっていきたいよねっていう、その一歩目ですかね。みんなでたくさんのリファレンスを出しあった中で、社長含めて「まずはこれがいいんじゃないか」という形で、この年代のサウンドが決まっていきました。エモい人にとってはエモいし、逆に最近の子は知らないみたいなところを突いて、「BE:FIRSTはそういうところを攻めるグループだよね」というのが近年続いたらかっこよくなるなと思ってますね。

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