オーストラリア・ポップ界の新星、コーディ・ジョン初の来日公演決定

コーディ・ジョン(Photo by Emily Wentworth)

ニューノスタルジックなY2Kカルチャーを作品に取り入れ、ポップで心地良いレトロサウンドと爽やかなルックスが印象的なコーディ・ジョンが、12⽉6⽇(⽔)duo MUSIC EXCHANGEで初来日公演を行うことが決定。サポートアクトとしてEAERANの出演も決定した。

【動画を見る】「SHOOT!」MV

また、11月リリース予定の最新EPからの先行シングルとなる新曲「SHOOT!」も発表された。積み上げられたハーモニーとキャッチーなフックが効いた新曲は、誰もが恋をしてしまう魅力的な一人の人物を追いかける物語に焦点を当てている。みんなにチャンスがあるように思わせながらも、その人が陰湿な意図を持っているのか、それとも本当に単に魅力的な人柄なのかを疑わせる内容に仕上がっている。2000年代アイコンであるブランディやファレル、クレイグ・デヴィッドからヴォーカル・プロダクションのヒントを得たという「SHOOT!」は、コーディのこれまでの作品と比べて余分なものは取り除かれ、ギター、ドラム、ストリングス、そして重ねたハーモニーが特徴。鮮やかなストーリーテリングも備えており、"String us along, make a bow with your collection. Wear in your hair, perfect your sweet reflection"「僕たちを引き連れて、君のコレクションでリボンを作って。君の髪に飾って、その甘い反射を完璧にして」といった歌詞を通じて、会話の受け答えで聞き手を引き付ける。

今作についてコーディは、「この曲は友人のジョンドレンと一緒に作ったんだ。LAに降り立ったその日、寝不足のせいなのか何なのかわからないけど、アイデアが溢れてきたんだ。ちょうど出発前に友人と会っていて、彼らの状況がこの曲のインスピレーションになった。彼らの経験を僕自身の似たような経験と結びつけ、数時間で書き上げたんだ。曲制作もユニークな経験で、お互い協力して作った。ジョンドレンはドラムのパターン、コードの動き、ストリングスのライン、そして浮かんだアイデアをプロダクションに反映させ、彼自身の個性を加えた。ふたりでこのプロセスを本当に楽しんだし、このような実験をする機会は今までになかった。ストリングスのアレンジを歌い、それを彼のバイオリンで生演奏するのを見るのは圧巻だった。僕はずっと弦楽器のファンだから」と語っている。

また、公開されたミュージック・ビデオはJamieson KerrとRob James McLeanが手がけ、2000年代のダンス映画からインスピレーションを得ており、そのコンセプトについてコーディは次のように明かす。「曲名から'ビデオの撮影'を思い浮かべ、曲の舞台裏を反映したストーリーを持つビデオ・コンセプトのメタ・ビデオを作ることを思いついたんだ。ダンスグループが登場して、みんながある人に片思いをしていて、観客はその恋の意図を理解しようとします。『ステップ・アップ』、『ブリング・イット・オン』、『ハニー』など、あらゆる名作を観て、Jamieson KerrとRob James McLeanと共にこのアイデアを実現化したんだ。才能あるダンサーの友人たちが一緒に出演してくれたのも幸運だった。特別な思い出になったよ」。



<リリース情報>

コーディ・ジョン
ニュー・シングル「SHOOT!」
配信中
https://codyjon.ffm.to/shoot

<ライブ情報>

CODY JON Live in Tokyo 2023
2023年12⽉6⽇(⽔)duo MUSIC EXCHANGE
open 18:00 / start 19:00
チケット情報
■VIP スタンディング ¥25800(税込)
■スタンディング ¥6800(税込)
(問)H.I.P. 03-3475-9999
主催・招聘・企画・制作︓H.I.P.
後援:TOKYO FM / interfm
協力:The Orchard Japan
公演特設サイト:http://www.hipjpn.co.jp/live/codyjon2023

Rolling Stone Japan 編集部

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