STARKIDSが生んだ祝祭空間としてのレイブ、満を持して日比谷野音ヘッドライナーへ

STARKIDS(Photo by ハタサトシ)

Space Boyを中心に、ハワイ在住時に同級生だったespeon、Soundcloudで出会ったTAHITI、BENXNI、Lil Roar、そして日本で出会ったleviによる6人組、STARKIDSが、2023年2月9日に渋谷WWWで初自主企画「STAR RAVE」を開催した。

チケットはSOLD OUT。会場いっぱいの観客が詰めかけた中、ゲストアクトにアメリカよりDekoが来日したほか、Peterparker69、rirugiliyangugili、KEYG3N、guntai9が出演し、ここでしか見れないコラボレーションや、スペシャルな演出によるSTARKIDSのパフォーマンス、そして重大発表が行われた。今週18日に日比谷野音にて開催されるヒップホップフェス「FUYU NO YAON」でヘッドライナーを務めるなど、勢いがますます加速していくSTARKIDSの初自主企画を、書籍『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』の著者・つやちゃんがレポートする。

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最高の夜、STARKIDSは最高の存在

「STARKIDS、メジャーデビューするぞ!」

leviが叫ぶ。満員の渋谷WWWは、爆発しそうな熱気。続いて“PARAPULL”へとなだれこむ。「まだ無い物手にする俺らSTARKIDS♪」と歌い、最後は“FLASH”!「日本を征服するぜ」「STARKIDS賑やかshibuya♪」ゲストが全員ステージに集まり大はしゃぎ。このヴァイブス、間違いないでしょう。完璧な流れだし、みんな心底楽しそうだし、最高の夜。何度でも言うけれど、STARKIDSは最高の存在。近くにいた子が叫んでいた。「スタキ、やばーっ!!」

Rolling Stone Japan 編集部

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