SoundCloud発の次世代クルー、STARKIDSが語る音楽ルーツ

STARKIDS(Photography ハタサトシ)

ヒップホップサーキットフェス「BADASSVIBES presents TOKYO KIDS」が2022年10月28日、新宿・WARP SHINJUKUとFACEの2会場、3エリアで開催される。

本公演は昨年末にKOHHとザ・クロマニヨンズのツーマンライブを主催した「BADASSVIBES」のスピンオフイベント。ヘッドライナーにMonyHorse(YENTOWN)、ゲストにIO(KANDYTOWN)を迎え、DJ TATSUKI、RYKEY DADDY DIRTY、D.O、ゆるふわギャング、Jin Dogg、(sic)boy、STARKIDS、YENTOWNのkZm、JNKMN、PETZなど50組が一同に会する。

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イベントの開催を目前に、出演者の中から注目のクルーSTARKIDSへのインタビューを敢行した。Space Boyを中心に、ハワイ在住時に同級生だったespeon、Soundcloudで出会ったTAHITI、BENXNI、Lil Roar、そして日本で出会ったleviによる6人組が鳴らすサウンドはなぜ10代の若者を中心に熱狂を生み出しているのか? 彼らはどんなものに影響を受けてきたのか、そしてハイパーポップと形容されることについてどう感じているのか? 彼らの盟友でライブでバックDJを担うステファン(SteffenYoshiki)を通訳に、英語と日本語が混じり合う賑やかな6人に話を訊いた。

ーまず最初に、1人ずつ音楽を好きになったきっかけを教えてもらえますか?

Lil Roar:音楽を始めたきっかけはYouTubeでフリースタイルを観たことで。おもしろそうだなと思って自分でもやり始めたんです。同時並行で自分でも曲を作っています。

ー具体的に影響を受けたアーティストとかいますか?

Lil Roar:曲を作るにあたって影響を受けた人は100 gecsのLaura Lesというアーティスト。その人がハイパーポップの生みの親に近いぐらい昔からやっていた人で。その人を聴いて自分もこんなアグレッシブな音楽をやりたいなと思って始めたのがきっかけです。


Lil Roar

Rolling Stone Japan 編集部

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