SoundCloud発の次世代クルー、STARKIDSが語る音楽ルーツ

ーちょっと話が脱線するんですけど、楽曲制作はどういうスタイルでやってらっしゃるんですか?

BENXNI:いいトラックがあったら、似たビートから始めるスタイルで。

TAHITI:バイブスなんですけど、いいトラックを見つけられない時はBENXNIが作る。それか、その前にBENXNIが持ってたビートから探したり。

BENXNI:僕が持ち込むか、その場で探すかですね。

ステファン:曲を聴いて探す時間が多いよね。

ービートはどうやって探すんですか?

TAHITI:YouTubeでType Beatって調べてます。いろいろなビートが出るので。

Lil Roar:好きなアーティストの名前とか入れて、その後にType Beatって入れると出てくるんですよね。似たようなのが。

levi:あと、最近は送ってもらっているのもあります。

Lil Roar:他のプロデューサーとかからSTARKIDSのType Beatとかを作ってもらって。俺たちをイメージして作ってくれたものとかあったりしますね。

Space Boy:STARKIDSのビートチョイスはめっちゃいいと思う。みんなに言われます。ビートがやばい!って。

ービートが決まって、その上に上モノを乗せて構築していく?

Lil Roar:テーマは決めず、大体ビートを聴いて決めます。

TAHITI:ときどき先に決めるときもあって。「STAR ISLAND」は俺たち石垣に行くって決めてたから、ビーチ系かなとか。



Lil Roar:あと歌詞も先に書かないんですよ。マイクに向かってレコーディングのボタンを押してフリースタイル的な感じで作る。この文章いいなってちょっと思ったら頭の中に残して、それを録り直すみたいな。それかスマホを持ちながらレコーディングブースの中に入って、ビートが流れている状態で打ちながらってこともあります。

ー基本的に6人がいいなと思ったものじゃないと前に進まない?

Lil Roar:みんなでやる曲はそうですね。6人中4人がこのビートが好きっていう感じだったら4人だけでやる場合もあります。時と場合によりますね。なるべくみんなで作りたいっていうのが最近までめっちゃ強かったので、意見を合わせるのは大変ですけど。

Rolling Stone Japan 編集部

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