SoundCloud発の次世代クルー、STARKIDSが語る音楽ルーツ

ー続いて、espeonさんのルーツを聞かせてください。

espeon:小学校の時、お母さんが運転中にPerfumeとか宇多田ヒカルを流していたので、そういう音楽を聴いていて。中学校ぐらいの時に初音ミクとかボーカロイドとかナイトコアっていうスピードを上げている音源をSoundCloudで聞いてハマっていって。高校時代はずっとSoundCloudの音楽を聴きまわり、いろいろなものを聴くようになりました。Space Boyとは学校が一緒で、俺たちもできるじゃんってノリで遊びで作り始めて。drain gangとbloodhoundsというコレクティブの音楽の影響が1番強いです。bloodhoundsはSoundCloud系でdrain gangもそうだけど、その人たちは結構メジャーです。


espeon

ー世代的にYouTubeが近いところにあったと思うんですけど、どうしてSoundCloudにたどり着いたんでしょう?

Space Boy:アメリカではSoundCloudが流行っていて、アンダーグラウンドの曲はめちゃ人気なんです。

espeon:学校だと他の音楽サービスがブロックされていたけど、SoundCloudだけ聴けたんです。

Lil Roar:あと、自分たちもアップする側だったので。

TAHITI:アメリカだったら、サンクラから来たアーティストが後に流行るんですよ。Lil Pump、Trippie Redd、Lil Uzi Vertとか、そういう人がいっぱいサンクラから盛り上がっていったので。

ー1番イケてる音楽がSoundCloudの中で活性化していたんですね。

ステファン:それは今もですね。

Lil Roar:やっぱり新しい音楽はSoundCloudから先に生まれるイメージですね。


SteffenYoshiki

Rolling Stone Japan 編集部

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