1996年結成の大阪の4人組が本来のスラッシュ路線に回帰したことを思わせる5作目。冒頭からたたみかけるショート&ファスト・チューンにも幅広いバックグラウンドがしっかりと反映され、これまで作品を重ねるごとに挑んできた音の冒険が決してムダではなかったことを実感。怒濤の勢いでぶっ飛ばす全20曲29分16秒。しかし、新たなアンセム「TRAIN TRAIN TRAIN」を含め、1曲1曲は実はかなり味わい深い。

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