昨年のデビュー作で幻想的な電子ポップ(「チルウェイヴ」なる呼称も)を展開して注目を集めたコロムビア出身のチャズ・バンディックのソロ・ユニットのセカンド。エレクトロニクスを多用した前作から一転し、生演奏による70年代風ジャズ・フュージョン/ファンクへの接近が試みられているが、ひんやりとした質感が失われていないのはチャズ自身の艶やかな「歌心」が核にあるからだろう。

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