-
Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2007.05.10 00:00
近未来の神話
“UK発の最悪なヒラメキ”。でも、最も新しいのがクラクソンズのもたらしたニュー・レイヴ現象だ。80年代末の、ダンスもロックものみこんだ元祖レイヴの美点は、リバイバルがありえないことだったのに。いかがわ ...
2007.05.10 00:00
グレイテスト・ヒッツ
ノトーリアスB.I.G.が生前に残した傑作2枚から、曲を改めてピックアップ。そこに新しくヴォーカルを入れてデュエットに仕立てたコンピ。以前の2枚がヒップホップ史上に名を残す傑作だけに、これはまるで意味 ...
2007.05.10 00:00
ニュー・マグネティック・ワンダー
90年代後半に活躍し、明るいインディー・ポップといったらこの人たちしかいないという、アップルズ・イン・ステレオの5年ぶりの新作。キンクスやビーチ・ボーイズを思わせるメロディはもちろん、趣向を凝らしつつ ...
2007.05.10 00:00
ジャーヴィス
90年代UKを席巻したブリット・ポップの中でも、最も辛辣な作風を打ち出したパルプ。元リーダー、ジャーヴィス・コッカーの初ソロだ。ヨーロッパ下流層の心情を、ニュー・ウェーヴ的な高揚とポスト・パンク的な暗 ...
2007.05.10 00:00
モンティ・パイソンズ・プリヴィアス・レコード (72年)
60年代後半に登場し、シュールなギャグで人気を集めたイギリスのコメディ集団、モンティ・パイソン。彼らのテレビ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』がアメリカで放映開始になったのは74年のこと――そのため、多 ...
2007.05.10 00:00
サウンド・オブ・シルヴァー
DFAのジェームス・マーフィは、ニューヨークのクラブ・シーンやロック・シーンにまたがるサウンドを生み出してきたプロデューサー・ユニットのメンバー。そのマーフィのソロ・ユニットがLCDサウンドシステム。 ...
2007.05.10 00:00
イントロデューシング・ジョス・ストーン
デビュー時から、その天才的なR&Bヴォーカルが話題になった、イギリス出身のジョス・ストーン。まだ弱冠19歳だが、サード・アルバムとなる本作でのジョスは、とても19歳とは思えないパワーと歌唱力を聴かせま ...
2007.05.10 00:00
アイル・スリープ・ウェン・ユア・デッド
アンダーグラウンド・ヒップホップの第一人者ともいえるカンパニー・フロウの、EL-Pの5年ぶりのソロ。独特の謎めいた、映画『ブレードランナー』的終末感漂う世界は、相変わらず健在。ビートやサウンドも、アン ...
2007.04.10 00:01
ネオン・バイブル
ファーストアルバムが大絶賛されたカナダのモントリオール出身のアーケイド・ファイア。大注目のセカンド『ネオン・バイブル』の正しさと、奇妙さと、潔い欠点を説明できるのは、「オール・カーズ・ゴーズ」という曲 ...
2007.04.10 00:00
アッシュ・ウエンズデイ
エルヴィスの父親は、エイズで他界した性格俳優アンソニー・パーキンスの息子。そして、母親も9.11事件で亡くしている。落ち着いたアコースティック演奏が醸し出す深いメランコリーが気取ったものでないのは、そ ...
2007.04.10 00:00
ロス・ヴァリアンテス・デル・ムンド・ヌエーヴォ
ロカビリーパンクを鳴らすアトランタ出身のブラック・リップスは、現在“アメリカで最高のライヴバンド”との呼び名も高い。メキシコで録音したこのライヴ盤は、タイトな演奏と同時に、コーラスの重ね方などにその完 ...
2007.04.10 00:00
サーヴ・アンド・コレクト
ミックステープや数々の客演で成功し、ヒットアルバム『オールレディ・プラチナム』も記憶に新しいスリム・サグ。本作はサグが立ち上げたレーベルのサンプラー的コンピレーションアルバム。でも、社長本人が全曲参加 ...
2007.04.10 00:00
イエス・アイム・ア・ウィッチ
もともとコンセプトアーティストだったオノ・ヨーコ。彼女は自分の熱烈なファン、例えば、ジョン・レノンなどと音楽的なコラボレーションを試みたときに、最も刺激的で妥協のない音楽を生み出してきた。息子ショーン ...
2007.04.10 00:00
ジャスト・フォー・ア・モーメント
ロッド・スチュワートやザ・ローリング・ストーンズのロン・ウッドも在籍したフェイセズ。そこを73年に脱退したのがシンガー兼ベーシストのロニー・レインだ。彼の最初のソロシングルは、運に見放された男の物語を ...
2007.04.10 00:00
マインド・コントロール
ボブ・マーリーの次男のデビュー作。聴いていると、ふとボブ・マーリーのずっと隠されていたB面曲集を発見して聴いているような錯覚に襲われる瞬間がある。それほど、このスティーヴン・マーリーのヴォーカルの肌合 ...
2007.04.10 00:00
ポケット・シンフォニー
限りなく落ち着いたエレクトロポップサウンドを身上とするフランスのデュオユニット、エール。4枚目となる新作は雰囲気的なものを大切にしたような作風。それを追求してみたかったような感じだ。でも、この音はゆっ ...
2007.04.10 00:00
アイ・ラヴ・ユー
モータウンディーヴァ、ダイアナ・ロスの実に8年ぶりになる新作はなんだかとっちらかったラヴソングのカヴァー集。おそらく映画『ドリームガールズ』にあやかったヤッツケアルバムだろうが、意外とハマる曲も一部あ ...
2007.04.10 00:00
ミート・ザ・スミザリーンズ
80年代からモダンでレトロなポップロックをスタイルとして追求してきたザ・スミザリーンズ。バンドは常にそのインスピレーションの源に、60年代にアメリカで爆発的に流行したイギリス発のビートロックの数々があ ...
2007.04.10 00:00
フォー・ウインズ
インディーズの若き鬼才、コナー・オバースト率いるブライト・アイズ。正規アルバムの新作『カサダガ』のリリースも控えているが、このEPはそのアルバムのセッションからの音源という内容。それだけオバーストは多 ...
2007.04.10 00:00
フリーダムズ・ロード
アメリカの素朴なライフスタイルをモチーフとして追い求めてきたジョン・メレンキャンプの新作。これまでノスタルジックで理想主義的な作風が多かったが、今回は現在のアメリカが抱えるさまざまな問題と向き合ってい ...