レオン・ラッセル逝去、享年74歳

多くの楽器を操り、ソングライターとしても有名なレオン・ラッセルが逝去した。生前はボブ・ディランやローリング・ストーンズらとも共演した。(Photo by Ed Perlstein/Redferns/Getty Images)


70年代の初め、ラッセルはスターダムに上る直前でスポットライトから身を引き、裏方へと回った。アサイラム・クワイアから初期のソロ・アルバム時代にラッセルは、ジョー・コッカーの1969年のアルバム『ジョー・コッカー!(原題:Joe Cocker!)』や、オーケストラ張りのマッド・ドッグス&イングリッシュメン・ツアーに、ソングライター、バンドメンバー、共同プロデューサーとして参加している。さらにデラニー&ボニー&フレンズのメンバーとしてステージに上がったり、1971年8月にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたジョージ・ハリスン主催のバングラデシュ難民救済コンサートにも参加している。

ラッセルはまた、ボブ・ディランの『川の流れを見つめて(原題:Watching the River Flow)』や『マスターピース(原題:When I Paint My Masterpiece)』をプロデュースすると同時に、フランク・シナトラ、ローリング・ストーンズ、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ザ・ビーチ・ボーイズ、サム・クック、ザ・ギャップ・バンドから、親友のウィリー・ネルソンまで幅広いアーティストたちと仕事をしている。

ソングライターとしては、カーペンターズがカヴァーしてヒットした『スーパースター(原題:Superstar)』、自身のヒット作『タイト・ロープ(原題:Tight Rope)』や、ジョージ・ベンソンがカヴァーして1977年のグラミー賞で最優秀レコード賞を受賞した『マスカレード(原題:This Masquerade)』などを書いている。



多くの作品を生み出した70年代とは対称的に、80年代と90年代は華やかな一線から退き、自身のソロ作品を静かに作り続けた。しかし2009年、エルトン・ジョンがラッセルに声をかけ、翌2010年にアルバム『ザ・ユニオン』をリリースした。本アルバムはローリングストーン誌で5つ星を獲得している。

Translation by Smokva Tokyo

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