Nissy初の東京ドームライブ、多才なエンターテイナーが紡いだドラマの中身

「次の曲、新曲なんですけど歌ってもいいでしょうか」という紹介により、未発表の新曲を披露。この楽曲はNissyが作詞作曲しているということもあり、彼の持つ柔らかい空気を最大限に活かせるものに。

「ツアーのラストのアンコールありがとうございます」と続けて東京ドーム公演にかける思いを語った。「今日という日に僕という存在を選んできてくれたことを本当にうれしく思います」と深々と頭を下げると、さっきまで目頭でこらえていたものがこぼれ落ちていた。その姿にこらえきれず、観客もタオルで目頭を押さえる。エンターテイナーNissyではなく、等身大の西島隆弘が間違いなくそこにいた瞬間だった。「もうちょっとやりたかったけどね、また頑張って作るから!」という宣言はとても力強く、熱がこもっていた。



「今の気持ちを込めて歌います」と放ち演奏されたのは「My luv」。“離れてもいつの日も感じているから”と歌う言葉には嘘偽りがなく、作品やファンへの愛を強く感じさせる。投げキスとOKサインを残し、彼はステージの闇に消えていった。

エンドロールが映し出され終幕かと思いきや、バックステージの映像で「もうちょっとやりたいよね、“どうしようか?”」といたずらに笑うNissy。彼のソロデビュー曲である「どうしようか?」を「ドームでもやらせてください!」と宣言し披露。サイドのスクリーンには同曲の過去ライブ映像が映し出され、過去に勝るとも劣らないダイナミクスなパフォーマンスを魅せつけた。「本当にありがとうございます」と伝えきり、ステージを締めくくった。


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