ローリングストーンのUS版も「Jazz’s New British Invasion」という記事をアップしているように、現在進行形のロンドン・ジャズが盛り上がりを見せた2018年。シャバカ・ハッチングス、エズラ・コレクティヴなど重要アクトが参加し、起爆剤となったコンピレーション『We Out Here』で1曲目を飾った6人組がマイシャだ。彼らは今年11月に、1stアルバム『There Is A Place』をリリースしている。
そこに参加しているアマネ・スガナミは、ジャズの外側でも活躍。今年ブレイクしたジョルジャ・スミスやジェイミー・アイザックのほか、ブルーノ・マーズとの共演まで果たしている。シーンの隠れたキーパーソンに、『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が迫った。